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2023年02月04日 [ビフォーアフター写真]

作業日報(2/4〜)

〇月×日(現場レポート。エアコンクリーニングについて重要記載アリ)
みなさんこんにちは。
 今日は箕輪町の建物で店子さんのお引越しがありましたので父が入院中のため原状回復を自分でコーディネートしました。
 キッチンに換気扇が取り付けてあったにもかかわらずリビングが油とすすで真っ黒でしたのでリフォーム工事の前に先行してお掃除をしました。
 以下順を追ってレポートしたいと存じます。

@キッチン
キッチンクリーニング・ビフォー写真
キッチン設備は既存をそのまま利用する事にしました。
 ビフォーアフター写真は撮影しませんでしたが研磨で磨き出しをしてステンレスの鏡面は復元しました。
 上部キャビネットがもともとありませんでしたので照明器具含めて新規で取り付けお願いしました。

Aキッチン換気扇
キッチン換気扇クリーニング・ビフォー写真
壁紙クロスは枠(まわりぶち)を換気扇周りを中心に洗浄しましたところいい感じに汚れがクロスに広がってしまいました。
 貼り替え後に清掃していたらとてもじゃないですが壁紙を汚さずにお掃除はとてもできませんでした。
 画像でご覧の通り換気扇本体上部分がよく見ると枠に引っかかった状態で取り付けられております。
 まあ飛び出しているのがほんの少しで奥の木枠にネジでしっかり固定されてましたが今回はきちんと枠に換気扇を収ようと思い立ったのでクロス屋さんが入る前に枠と換気扇上部がとぶつかってしまう部分の枠側ををリョービの電ノコと金属カット用のハサミを用いて除去しました。
 下画像が作業後です。
キッチン換気扇クリーニング・ビフォー写真

B浴室
浴室クリーニング・ビフォー写真
浴室クリーニング・ビフォー写真
浴室は壁パネルとトイレ便器本体はまだ状態が良いので既存にしてトイレの便座は店子さんが自分で用意したもので新規に取り付ける事にしました。
 内見時にご案内されたお客様の気持ちとしてはあまり色合いが奇をてらいすぎても印象が良くないだろうと判断したためです。
 何事も普遍性とほんのスパイス程度の個性のバランス・塩梅が大事だと存じます。
 浴槽周りはコの字でコーキングを打ちました。
 壁と浴槽の間の隙間が大きくて難しかったです(パネルの継ぎ目はおおむね上手にできました)
 トイレタンクも水漏れがありましたのでもしかしたら修理不能で新規にするかもです。
 浴室は換気扇が取り付けられてませんでしたので換気扇の取り付けもお願いしました。
 キッチンの料理の煙はキッチン側の換気扇で排気されていたはずですが浴室の床は料理のすすで真っ黒でした。
 こちらの汚れはアップ写真がありませんが洗剤のつけ置きで除去効果が得られなかったのですがいつものベトコと藤原サンディングスポンジで無事除去できました。
 汚れと言う問題に対してどのような洗剤と道具の組み合わせで作業をする事が正解かを色々試しながら探り当てるというのがお掃除と言うものです。
浴室クリーニング・ビフォー写真
浴室クリーニング・ビフォー写真
水栓は実はこれ建物が建った当初から取り付けられていた物です(ざっと40年物)。
 前回のお掃除も私が行っていますが水あかの付着はたしか5年分位でしょうか。
浴室クリーニング・アフター写真
浴室クリーニング・アフター写真
こちらは今回の一番汚れが目立つか所でビフォーアフター写真を掲載すべく撮影しておきました。
 正確には汚れでなくて石鹸かすと水道シリカ成分の付着なのですが。
 洗剤はいつも通りまる一晩つけ置きで完全に水あかに洗剤線分を浸透させてミクロン単位で原理的に水あかを完全除去できております。 
 昔の設備で丈夫なのもありますが洗剤が原因のやけ剥がれは生じておりません(元々それほど強力でない洗剤を使用しております)

C床クッションフロア
床はく離・アフター写真
こちらもビフォー写真のアップのは撮影しておりませんが床も先行して清掃して古いワックスははく離しました。
 油とすすでリビング側は特に真っ黒でしたが汚れは完全に除去できました。
 こちらは洗濯機用の洗濯パンが設置されておりませんでしたので大工さんに新規で土台から作っていただくのをお願いしました。

Dエアコン
エアコンクリーニング・ビフォー写真
エアコンは工事の職人さんが使用できるようにとクリーニングは工事後にしました。
 本体カバー及びフィルターはいったん外して洗浄しております(内部の高圧洗浄は後日行います)。
 クリーニング前の撮影でしたので部屋の方の床の汚れの状態がある程度判別できます。
 こちらのエアコンは日立製で特に問題無いと思われますが以前の現場で10年位前の〇芝製のエアコンクリーニングをした時の事ですがエアコンクリーニングを行う時の重要事項としまして実はあまり知られてませんが下部の送風ファンを高圧洗浄する時にあまりファンを逆回転させるのは良くないという点です。
 何故かと言いますと高圧洗浄機の水圧でファンを本来の動作と逆向きに回転させますとこれが発電と同じ意味合いでモーターに電気が通ってしまってそれが本来の電気の流れと逆方向に微弱ながらファン→モーター→基盤→各電気部分と流れてしまうのです。
 ちょうど自転車をこいでライトをダイナモで点灯させることと同じ原理が働いてしまうわけです。
 水道の圧力ですから見方を変えると水力発電の原理と同じとも言えますね(水の流れは上下逆ですが)。
 で、これが〇芝のこのころ(2010年ごろ)販売されていたエアコンがこれを行う事で動作がおかしくなってしまう事例が多いわけです。
 症状としては
・リモコンを受信してくれない(本体の動作は行われる。応急運転は可能)
・リモコンを受信してくれるけどスイッチオンをしてもモーターが作動しない
・リモコンを受信もしてくれず動作も全く作動しない
などなど。
 もう〇芝製のエアコンのこの手の話はクリーニング業界では有名でして有料のエアコンクリーニングスクールとかでもカリキュラム内容に含まれている位です。
 私か過去に遭遇した現場では〇芝製エアコンをクリーニングして作業直後は正常に動作しましたが次の日に動作不良を起こしてとうとう修理を余儀なくされました。
 これが数年前で去年の暮れの直近の現場では同じタイプのエアコンを2台クリーニングしまして一台は作業直後に動作不良→1時間後くらいに復旧と言う流れで事なきを得ましたがもう1台が難関でして正直あまり汚れていませんでしたのでこうした機械トラブルに注意を期すべく洗剤の塗布は通常通り行いましたがすすぎに関しては(2台ともですが)あまり高圧洗浄機でタイトに追い込まないように心がけました。
 それでも2台目はトラブルが発生、上記のリモコンを受信してくれるけど一旦動作が開始されてしばらく過ぎに停止してしまう→リモコンを受信もせずに一切動作がされない→数時間後に復旧→翌日にまた動作不良とジェットコースターのように症状が目まぐるしく変遷しました。
 それでも翌日の午後に何とか正常に復旧してくれた模様です(引き渡し後は未確認ですが)
 日取りを十分にとって翌日までエアコンの様子を見ることが可能だったのは原状回復の現場ならではですね。
 在宅で同じ現象が起きたらおそらくその場のその場で修理の手配になってしまっていたことと思われます。
 エアコンの回路の仕組みとしてはこれはあくまでも想像ですがクリーニング等のこうした電気的にあまりよくない影響が出る作業が行われた場合、通常の製品ですと機械内部を流れて滞留した電気を何らかの方法で空気中に安全な形で放電しているのではないかと推測しております。
 これはメーカーには未確認ですが通常はエアコンクリーニングでこうしたトラブルは起きませんのでモーター逆回転で起きるこうしたトラブルは想定外のレアケースなわけです。
 一方、通常使用によるちょっとした動作不具合の対処方法として軽度の電気の滞留の場合はコンセントを1時間位抜いて、その間に自然に放電をさせるというトラブル対処方法はあります。
 エアコンクリーニングのこうした重度のトラブルの場合は機械的に放電を行わせるためにコンセントは差しっぱなしで一日二日様子を見なければならないケースもあるかもしれません。
 アースがつながったりしていますとこれを短時間で1〜2分とかで機械的に処理が可能なのだと思います。
 〇ナソニック製エアコンなどもエアコンクリーニング後になかなか動作が始まらない機種が時々あります(これも10年位前の製品)。
 この時期の〇芝製は特にそうした面の設計がデリケートにできているのかもしれません。
 何にしてもこうした貴重なケーススタディを得ることができてお仕事を頂いたリフォーム会社様には心からお詫びと感謝の気持ちを申し上げます。
 それと同時に〇芝製のエアコンでモーター逆回転による機械トラブルは数日様子を見ると復旧するケースがあるという事も同業さんにはご承知して頂きたいと切に存じます。
 それでも大丈夫だからと言ってあまりタイトに送風ファンに高圧洗浄をかけるのはご法度です(なるべく低出力ですすぎを行って下さい)。
 以上同業さんへの注意喚起及び作業品質の向上、メーカーさんの名誉回復のために書かせて頂きました。

お部屋のリフォームに関してはまた工事とエアコンクリーニングと仕上げ清掃が完了しましたらレポートしたいと存じます。

★追記
おかげさまで申し込みを頂けました。
多分最初の一人目か二人目の内覧でのお申込みです。
追加の写真を以下。
床CF
床の汚れをはく離してワックスがけを行った状態です。
CFクッションフロアは相当な汚れだったにもかかわらず既存で済ませましたが壁の照明スイッチの新規設置など業者さんが遠慮して断ってきた提案もして浮かせた予算を還元しております。
端の部分で硬化し始めて膨らみ始めたところはアロンアルファで下の床材に張り付けて補修しました。

浴室 アフター写真
ユニットバスの床の油汚れは洗剤が上手く浸透せずに洗浄に苦心しましたが研磨剤を主体で対応してきれいにできました。
トイレのタンクから水漏れがありましたが業者さんが修理で対応してくれて助かりました。

今回のリフォームのレポートは以上になります。
父の病状が落ち着いてひと段落してホッとしております。
お仕事もありがたいことに多くいただけましてますます頑張りたいと存じます。

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